グローバル対応

Compiereの持つモデル駆動アプリケーションプラットフォームは、「組織」「通貨」「会計」「税率」「言語」のグローバル機能が設計がされているため、グローバル社会にフィットし、対応することができます。 例えば、担当者が日本語ベースでシステムを利用し、英語圏の仕入先への帳票出力を英語で出力したりすることができます。他の言語でも同様です。

このグローバル対応設計により、あなたのビジネス拡張や変更にも余分なコストをかけずに即適応できるようになっています。プラットフォームレベルでの設計がされていますので、より高い安定性を保証できます。

多言語に完全に対応

Compiereは多言語に完全に対応しています。 ベースの言語は英語ですが、必要に応じて言語パッケージファイルから翻訳文書をインポートして英語以外の言語を使うことができ、多数の言語を同時に有効にすることも可能です。もちろんアプリケーションメニュー/ラベル/説明文/ヘルプ/ドリルダウンリストなど全てが選択した言語で表示されますので、限定された多言語機能ではありません。 例えば日本の会社でアメリカ/韓国/中国と取引がある場合においても、日本語で作成した請求書をそのビジネスパートナー国の言語で出力することが可能となります。

複数の通貨へ対応

Compiereは複数の通貨へ対応しています。 世界中のほとんどの国で使われている通貨を登録していますので、ベース通貨の為替レートを登録することによって、他の通貨での取引が可能になります。

複数の税率へ対応

Compiereは複数の税率へ対応しています。 税率を複数設定することができるので、各国の税率に対応ができます。税金は地域だけではなく、製品/ビジネスパートナーの国や地域/取引先とターゲットによって変更することができます。

複数の会社へ対応

Compiereは複数の会社へ対応しています。 一つのインスタンス(データベースインスタンス)には、複数の会社のデータを格納することができ、会社同士が同じシステムを共有して使うことができます。通常会社間ではデータの共有はできませんが、データベースを共有することによって、自社以外のビジネスパートナーに対しても取引を実現します。

複数の組織へ対応

Compiereは複数の組織へ対応しています。 一つの会社の中では複数の組織が設定できますが、各組織と組織階層によって関連付けられています。なお、組織は取引主体の一つの単位となります。

複数の在庫保管場所へ対応

Compiereは複数の在庫保管場所へ対応しています。 在庫保管場所は組織に属して、在庫取引ベースとなっています。また一つの組織は、複数の在庫保管場所を登録することが可能です。

複数の単位へ対応

Compiereは複数の単位へ対応しています。 製品の単位を複数定義することによって、単位と単位の間の換算関係で在庫引当ておよび取引金額の計算ベースにすることができます。

多会計分析ディメンションに対応

Compiereは多会計分析ディメンションに対応しています。 実績分析を行うために、Compiereでは会計ディメンション(目標職務に求められる能力や資質を具体的に定義した能力要件)を追加したり、変更したりすることができます。

マルチ原価評価

Compiereはマルチ原価評価することができます。 原価計算のルールを複数定義して、ルールごとに原価評価することができます。

複数のプライスリストに対応

Compiereは複数のプライスリストに対応しています。 取引上で製品の価格が条件によって日々変わったりする場合でも、価格の変更に柔軟に対応できます。製品カテゴリー/製品/ビジネスパートナーごとに異なるプライスリストを定義することによって、複数バージョンとして分けて利用することが可能となります。

複数の割引体系に対応

Compiereは複数の割引体系に対応しています。 割引スキーマ(体系)を複数定義することによって、プライスリストによって割引率を変えて適用することができます。